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新年の挨拶
アンリ神父

皆様、あけましておめでとうございます。夜は明けて朝になり、冬は終わって春が訪れ、一年は過ぎて新しい一年が始まる。年が経つのは早いですねー。

昨年は、楽しいことや悲しいことがいろいろあったかも知れませんが、そんな中で、わたしたちキリスト者にとって何よりも大切なことは新年を迎えさせてくださった父なる神に感謝することです。 そして今までの信仰の歩みを振り返りることと、昨年の失敗や悲しみなどを忘れ、気持ちを新たにしてそれぞれの新しい目標を掲げてスタートすることが不可欠と思います。 また昨年のことを思い起したならば、その時どれだけ忠実であったかどうか、静かに反省することが大切です。

旧年中は本当に多くの方々にあらゆる角度で大変お世話になりましたことに、心から厚くお礼を申し上げます。 これからも、皆様の励ましの言葉とご協力によってわたしなりにできる最大限を常に考えて、周りの人々への感謝を忘れずに過ごしていきたいと思います。

ここに改めまして皆様一人ひとりの本年のご多幸とご健勝、ご事業のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。新しい年が幸福な一年でありますように。

主のご降誕及び新年
ロイ神父

「神は我々と共におられる」(マタイ1:18、25)イエス様は天からこの地上に来ておられ、ベツレヘムの馬小屋で、お生まれになりました。 どうしてそんなことまでして、私たち人間の世界にやってこられたのでしょうか。 それは、わたしたちの本当の友となるためには、私たちと同じ生活をし、同じような悩み、同じような苦しみを経験なさる必要があったからです。

実際、イエス様は私たちの貧しさを、御自分も味わうためです。 そして、病人を訪ねてはお癒しになり、孤独な人、孤児になった子供、一人息子を失った母親、傷ついた人、虐げられた人を訪ねては、御国の福音を語られました。 特に、イエス様はいつも貧しい者、悲しい者と共に歩んでおられています。

神様が私たちを愛する方として来てくださいました。このことを知っていれば、私たちの人生は変わることができます。神様に対するものの見方も人生の生き方も変わります。 私は人生で困った時には、誰を見るのか。ちゃんと神様を見ます。イエス様を見ます。その神様がどんなメッセージを語ってくださるかを、ちゃんと知っていて見ます。愛しています。 どんなことがあっても、イエスと共にいます。クリスマスで知っていなければいけない、大事なメッセージであります。 そして、この愛を知っている喜びを多くの方々に分け与えることが出来るように祈りましょう。 私たちは新年に向けて、多くの人と関わる時、いつも勇気をもって直面し、その中でこそイエスの誕生の神秘を見いだしていきたいと思います。 闇の中で輝いている真の光はイエス様ですから(ヨハネ1、5)。 私たちが闇の中でこそ、その光に導かれ、希望と勇気をもらい、その光に向かって歩んでいくことができるように、心を込めて願いましょう。

昨年は一年間いろいろとお世話になり、有難うございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。 新しい年が恵みと真実に満ちたもの(ヨハネ1、14)となりますように。

Merry Christmas and Happy New Year
レイモンド神父

皆さん、神の愛と慈しみによって、今年もクリスマスとお正月を迎えることがでました。 クリスマスに主の降誕を祝って、神様が自分の民である私たちを訪れてくださいます。神はクリスマスの時だけではなく、主イエスの存在を通して、いつも、共にいてくださいます。 「見よ、乙女が身ごもって男の子を生む。その名はインマヌエルと呼ばれる。この名は、神は我々と共におられるという意味である。 マタイ1章23節」クリスマスは全世界で祝われていますが、クリスマスの真の意味を皆が知っているわけではないと思います。 キリストに結ばれた私たちは、クリスマスに飾り物をしたりプレゼントを交換したりして祝うだけでは意味がないと思います。 幼子イエスは全世界に平和と喜びをもたらしました。それを受けた私たちも、他の人の人生に喜びをもたらす者にならなければなりません。 私たちのうちに、私たちの間に生まれたインマヌエルを大喜びで迎え生き続けましょう。ところで、クリスマスはお正月の祝いにも及びます。 過ごした一年間を振り返って、昨年にうまくできなかったことを新たな年にうまくできるように、頑張りましょう。 そして、うまくできたことを神に感謝しながら、2020年に行われるすべてのことを神に委ね、笑顔で未来に向けて勇気と希望を持って行きましょう。 今年もよろしくお願いします。

主のご降誕の挨拶
アルベルト助祭

皆さんクリスマスおめでとうございます。今年は教皇フランシスコが日本を訪れ、カトリック信者だけじゃなくて、信者でなない人々も大喜びに教皇様の平和のメッセージに感動しました。 そして平和に満ちている国を望んで、令和という新しい時代が始まりました。

クリスマスは喜びの出来事であります。イエス様の誕生を通して救いの計画が完全に実現され、大昔からの神様の救いの約束が叶いました。 クリスマスの出来事を通して神の子が人間の一員となり、人間と共に歩んでいます。 しかし、大切なのはクリスマスの雰囲気だけではなく、私たちは本当のクリスマスの意味を思い出しながら、生活の中で神に救われる人として生き、いつどこでも愛に基づいて生活を行うことだと思います。 来年も恵まれる年を過ごすことができますように、努力しながら、神様の導きに頼りましょう。改めてクリスマスおめでとうございます。

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